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仮眠は起床後6~7時間後にとるのがベスト

第1のテクニックとして上げるのが仮眠のタイミングです。
人間は起きてから7~8時間後に眠気のピークがやってくるというメカニズムを持っています。これは、 人間に備わるサーカディアンリズムのメカニズムに関係するもので、私たちが自然と感じる眠気です。

攻めの仮眠のタイミングは非常にシンプルです。この眠気がやってくる前に自分から眠りに行くのです。
たとえば、朝6時に起きて日中仕事をする人は、13~14時には必然的に眠くなります。したがって、 ちょうどお昼過ぎの時間帯が攻めの仮眠をする絶好のタイミングです。 仮眠だからといって、いつ寝ても良いわけではありません。起床時間から眠気のピークを逆算し、自ら進んで眠りましょう。

しかし、仮眠文化が浸透していない大多数の企業では、なかなか社内で実践に移すことが難しいかもし れません。
その場合は、お昼休憩のときにカフェなど別の場所で15分程度の仮眠をとったり、外回りの休憩中に仮眠をとるなど、短時間で良いので実践してみてください。
少々手荒かもしれませんが、仮眠することでパフォーマンスがアップするという事実を考えると、背に腹は変えられません。

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(出典:『ハイパフォーマーの睡眠技術』小林孝徳 著/実業之日本社 刊/第4章『攻めの仮眠を取り入れろ』より抜粋、編集)

著者:小林孝徳
1987年生まれ。新潟大学理学部物理学科卒。素粒子物理学専攻。2013年12月にSleepTechベンチャー・株式会社ニューロスペースを設立。睡眠の悩みを根本的に解決すべく、大学や医療機関と連携し『法人向け 睡眠改善プログラム』を開発。吉野家やANA、DeNA、東急不動産ホールディングスなどの大企業を中心にこれまで約80社1万人以上のビジネスパーソンの睡眠問題を解決してきた。現代の人々がレストランで食事を楽しむのと同じように、三大欲求の1つである睡眠を、一人ひとりが睡眠をデザインし楽しめる世界の実現を目指している。睡眠改善ナイトウェア『eSleepy』の睡眠プログラム協力。

小林さん著書
「ハイパフォーマーの睡眠技術」より
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