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光編:光をコントロールするテクニック④「雨や曇りの日でも起きてすぐ光を浴びる」

ここまで日光の話をしてきましたが、いわゆる天気の悪い日はどうなるのでしょうか?
結論からいうと、雨や曇りの日でも睡眠と覚醒をつくるリズムに必要な光の量は入ってきます。

光の照度は、ルクスという単位で表されます。覚醒のリズムをつくるためには、2500ルクス以上の光を1分間浴びればよいとされており、晴れた日の野外は10万ルクス。曇りや雨の日も1万~2万ルクスの照度があるため、問題ありません。
図1は光の量を表にしたものです。参考にしてみてください。

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(出典:『ハイパフォーマーの睡眠技術』小林孝徳 著/実業之日本社 刊/第3章『眠りをコントロールする方法』より抜粋、編集)

著者:小林孝徳
1987年生まれ。新潟大学理学部物理学科卒。素粒子物理学専攻。2013年12月にSleepTechベンチャー・株式会社ニューロスペースを設立。睡眠の悩みを根本的に解決すべく、大学や医療機関と連携し『法人向け 睡眠改善プログラム』を開発。吉野家やANA、DeNA、東急不動産ホールディングスなどの大企業を中心にこれまで約80社1万人以上のビジネスパーソンの睡眠問題を解決してきた。現代の人々がレストランで食事を楽しむのと同じように、三大欲求の1つである睡眠を、一人ひとりが睡眠をデザインし楽しめる世界の実現を目指している。睡眠改善ナイトウェア『eSleepy』の睡眠プログラム協力。

小林さん著書
「ハイパフォーマーの睡眠技術」より
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