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睡眠圧編:睡眠圧をコントロールするテクニック①「仮眠で睡眠圧をリセットする」

先ほどの泥のように眠ってしまった例。良く眠れたと感じるかもしれませんが、日中に無理矢理身体を 動かしていたことに変わりはないため、パフォーマンスへの影響はゼロではないでしょう。睡眠圧が溜まりすぎてしまうと、仕事中に集中力の低下や眠気を招きます。さらには、疲れを長引かせ、体調に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

ではどのように睡眠圧をコントロールしていけばいいのでしょうか。
快眠に向けた睡眠圧のコントロール方法はいたってシンプル。日中、眠気を感じる前のタイミングで仮 眠を取り入れ、ある一定のところで睡眠圧をリセットすることです。
こうすることで日中の仕事のパフォーマンスがアップするだけでなく、仮眠以降に適切に溜まった睡眠 圧のおかげで、その日の夜は質の良い睡眠をとることができます。

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(出典:『ハイパフォーマーの睡眠技術』小林孝徳 著/実業之日本社 刊/第3章『眠りをコントロールする方法』より抜粋、編集)

著者:小林孝徳
1987年生まれ。新潟大学理学部物理学科卒。素粒子物理学専攻。2013年12月にSleepTechベンチャー・株式会社ニューロスペースを設立。睡眠の悩みを根本的に解決すべく、大学や医療機関と連携し『法人向け 睡眠改善プログラム』を開発。吉野家やANA、DeNA、東急不動産ホールディングスなどの大企業を中心にこれまで約80社1万人以上のビジネスパーソンの睡眠問題を解決してきた。現代の人々がレストランで食事を楽しむのと同じように、三大欲求の1つである睡眠を、一人ひとりが睡眠をデザインし楽しめる世界の実現を目指している。睡眠改善ナイトウェア『eSleepy』の睡眠プログラム協力。

小林さん著書
「ハイパフォーマーの睡眠技術」より
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