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体温編:体温コントロールのテクニック②「夕食は寝る3時間前に済ませておく」

さて、就寝前の深部体温のコントロールにおいて、夕食のタイミングや内容もポイントになります。

まず、寝る直前にがっつりとした夕食をとってはいけません。高カロリーの揚げ物だったり、炭水化物 のオンパレードだったり胃に負担のかかるものを寝る前に摂取してしまうと、消化活動が活発になり、そ の上、食べてすぐ寝ると逆流性食道炎になりやすいというリスクもあります。

入眠時に深部体温を降下させていくことを考えると、夕食は寝る3時間前に済ませておくのがベストです。
しかし、忙しいビジネスパーソンのみなさんは、どうしても残業で遅くなってしまう日もあるはずです。質の良い睡眠をとることを第一に考えるのであれば、そんなときはサラダやフルーツ、ヨーグルトなど消化に負担のかからないものを食べて胃の負担を減らしてください。とにかく、寝る直前に食べなければならない状況になったら、量を減らしたり、消化に良いものを選ぶようにしましょう。

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(出典:『ハイパフォーマーの睡眠技術』小林孝徳 著/実業之日本社 刊/第3章『眠りをコントロールする方法』より抜粋、編集)

著者:小林孝徳
1987年生まれ。新潟大学理学部物理学科卒。素粒子物理学専攻。2013年12月にSleepTechベンチャー・株式会社ニューロスペースを設立。睡眠の悩みを根本的に解決すべく、大学や医療機関と連携し『法人向け 睡眠改善プログラム』を開発。吉野家やANA、DeNA、東急不動産ホールディングスなどの大企業を中心にこれまで約80社1万人以上のビジネスパーソンの睡眠問題を解決してきた。現代の人々がレストランで食事を楽しむのと同じように、三大欲求の1つである睡眠を、一人ひとりが睡眠をデザインし楽しめる世界の実現を目指している。睡眠改善ナイトウェア『eSleepy』の睡眠プログラム協力。

小林さん著書
「ハイパフォーマーの睡眠技術」より
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